燕市議会 2013-12-12 12月12日-一般質問-03号
東京ヤクルトスワローズに縁のある4都市による初の交流事業、第1回東京ヤクルトスワローズカップ少年野球交流大会の開催に当たり、交流のあかしとして格調高いカップを作成したいという球団の要望を受け、燕の金工工芸、彫金技術を習得され、現代工芸新潟会の会長であり、今年からは日展審査員を務められている新潟県で第一人者と評価されている燕市出身の金工作家を紹介したものであります。
東京ヤクルトスワローズに縁のある4都市による初の交流事業、第1回東京ヤクルトスワローズカップ少年野球交流大会の開催に当たり、交流のあかしとして格調高いカップを作成したいという球団の要望を受け、燕の金工工芸、彫金技術を習得され、現代工芸新潟会の会長であり、今年からは日展審査員を務められている新潟県で第一人者と評価されている燕市出身の金工作家を紹介したものであります。
従業員4人未満の事業所であっても、我々が景況調査で訪問し、製造現場を見せていただくとプレス加工、金型加工、金属研磨、溶接、メッキ、彫金技術などほかがまねをできない事業所独自のアナログ技術があり、それらの技術が連携をしながら燕市の産業を支えていると感じております。
また、脇野町のこぎりは江戸時代、天保年間に会津より伝わり、長岡仏壇はやはり江戸時代中期に始まった高度な彫刻、彫金技術を今に伝えております。これらは、古いというだけではなく、民衆の生活の中ではぐくまれ、受け継がれてきた技法、技術を守り伝えてきており、一度失われたら二度と復活は望めない、かけがえのない物づくりの原点ではないでしょうか。